COVID-19(新型コロナウイルス感染症)
SARS-CoV-2により引き起こされるこの感染症では、軽い症状であっても短時間のうちに悪化し、低酸素血症を発症する可能性や、病院で管理されている入院患者でも緊急挿管を必要とする突然の呼吸不全や心停止を起こす可能性があります。そのような中、日本でも2021年2月より新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され、総接種回数は2億5千万回(2022年3月25日公表1:2022年3月24日までのものであり、3回目接種の実績を含む)を超えました。独立行政法人国立病院機構長崎医療センター 院長 八橋 弘先生監修のもと、新型コロナワクチン追加接種前後のSARS-CoV-2 IgG抗体価の推移の検討がなされました。