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Sustainabilityイノベーションでサステナブルな医療を実現 - どこにいても、誰にでも

いまや広く認知されるようになった「サステナビリティ(持続可能性)」は、私たちにとって、つねに指針となるものです。私たちは長い歴史を背景に、どんな場所でも、すべての人に医療を提供するために、持続的にイノベーションを起こしてきました。

当社の全従業員は一丸となり、医療の未来を切り拓くため、たぐいまれなる情熱やモチベーション、そして強い責任感のもと行動しています。私たちは、人々の健康と幸せのためにイノベーションを追求しつづけています。国連で採択された「17の持続可能な開発目標(SDGs)」が示す、すべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進するという目標と完全に一致しています。継続的な向上に向けた私たちのコミットメントとして、サステナビリティ活動の進捗状況を正確に報告することが含まれます。

これにおいては、ESG(環境、社会、ガバナンス)の本質を考慮に入れ、GRI(Global Reporting Initiative)の基準に沿ったものです。さらに、Siemens Healthineersは、国連グローバル・コンパクト(UN Global Compact)のメンバーにもなっています。

イノベーションは、つねに当社の活動の中心となっており、イノベーションには責任が伴います。たとえば、X線装置の撮影時間の大幅短縮は、創業以来の重要課題でした。1913年には人の手の撮影時間を当初平均20分から0.25~0.5秒にまで短縮することができました。現在では、撮影に要する時間はわずか数ミリセカンドです。

また、130年以上にわたり、生産設備や製品そのものの効率を高めることで、再生可能で健全な環境づくりに貢献してきました。たとえば、1993年には、ルドルシュタットの工場で発生する廃水量を94%削減しました。

2003年には、X線透視撮影装置Axiom Iconos R200を設計し、材料の再利用率99%、被ばく量を最大93%と劇的に削減し、大幅な節電も実現しました。1886年にライニガー・ゲバート&シャール(RGS)社が設立されて間もなく、同社は機械のレンタルを開始しました。1998年よりSiemens Healthineersは、医療装置のリファービッシュに着手し、それによって資源を節約すると同時に、標準的な医用技術を持続的かつ低コストで利用する機会を創出しています。

創業者の一人であるモーリッツ・ライニガーは、1877年から体系的な若手社員教育を始め、当初から社員1人ひとりの成長の原動力となっていました。ライニガー・ゲバート&シャール(RGS)社と、その後継であるシーメンス・ライニガー・ヴェルケ社は、1930年代に女性役員を選出。当時から先駆けとして知られています。責任あるリーダーシップは、さまざまな形で当社の日常の一部となっており、今では、これが企業方針に反映されています。Siemens Healthineersの信念と、この実践をサポートしているカタリスト・ネットワークは、人々の健康と幸せのため、新しいトレンドへの適応や社員の能力開発において、迅速かつ持続的に行動することを特徴としており、これ自体が私たちの企業カルチャーを体現しています。

どんな場所でも、すべての人に持続可能な医療を実現するためには、現在も、また将来においても持続的なイノベーションが必要です。私たちは、デジタル化とAIの活用は、イノベーションの大きなチャンスになると考えています。これは、私たちのサステナビリティ・アプローチに当てはまり、以下のことが可能となります。
  • 医療機関のスタッフが患者と接する時間を増やし、寄り添うなど、より患者中心のものにする
  • 患者のニーズに合わせた医療を提供することで、精度を高め、効率を高める
  • 世界のどこでも適切な医療を提供する
  • 大幅な効率化を実現し、医療費を削減する
  • 多様な従業員の潜在能力を引き出す
これらはすでにSiemens Healthineersの信念に沿って、持続可能な形で取り組んでいます。そうすることで、私たちは日々、新しいことを学んでいるのです。