酸塩基平衡の読み方②(第7号)
酸塩基平衡の読み方③
STEP 4- ①アニオンギャップ(AG)は?
目的:代謝性アシドーシスを AG上昇型 と AG正常型 に鑑別すること
AGは代謝性アシドーシスの鑑別に用いられる指標で、血中の測定されない陰イオンの存在を反映します。血液は電気的に中性であり、陽イオン(主にNa+、K+)と陰イオン(主にCl-、HCO3-、AG)の総量は等しい状態でバランスを取っています。この中で、図で示しますようにAGはCl-とHCO3-以外の陰イオンであり、その正体は乳酸や硫酸、ケトン体、アルブミンなどの「酸」になります。そしてこれらの酸が血中に増えるとHCO3-は低値となり代謝性アシドーシスとなります。
STEP 4- ② ”補正”アニオンギャップ(AG)は?
目的:AGがアルブミンのせいで偽低値になっていないかを確認すること
STEP 4- ③ ”補正” HCO3-は?
目的:AG上昇型代謝性アシドーシスの場合、他の代謝性異常を合併していないかを検索すること
補正後HCO3-は、「もしAG上昇がなかったと仮定したらHCO3-はもとの基準範囲に戻るはず。」これが成立していればHCO3-を動かす別の要因はないということになります。
逆にAG上昇分をもとに戻したのにHCO3-が正常にならなければ、他にもHCO3-が動く要因、つまり別の代謝性異常があるのではないか、という考え方です。
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▢ に入る文字を組み合わせると何になる?






