Cios Fit FDFit for the tough job in the OR

従来のX線検出方式(I.I.)に加え、フラットディテクタ(FD)方式を採用したCios Fit FD が誕生しました。

整形外科、脊椎手術や泌尿器科など幅広い診療科に向け、高品質なイメージングとコストパフォーマンスを両立し、直感的でシンプルな操作による手術室の稼働率向上に貢献します。

Cios Fit with FD Hero Image

特長

Cios Fit FD 高画質

X線検出器にフラットディテクターを搭載。高品質画像を提供。
空間分解能の向上(≥ 2.5 lp/mm、従来の≥ 2.2 lp/mmと比較)により、歪みのない画像を実現

Cios Fit FD 広い内径

良好なベッドアクセスとゆとりのあるポジショニングを実現。
手術時のCアームイメージングにとって最も大切なことは、ベッドへのアクセス性、自由度の高いポジショニング、そして術者のためのワークスペースです。Cios Fit FD はこれらの課題を高次元で解決。広いフリースペースと内径を持つ独自のCアームが、快適なOR イメージングを実現します。

Cios Fit ワンタッチプログラム

ワンタッチオーガンプログラムを搭載し、誰でも簡単操作。
細かい画像の調整は必要ありません。手術部位に最適なX線量と画像の見え方をワンタッチで選択することができます。精度が求められる手技でも、ストレスなく簡単に直感的な操作が可能になります。

Cios Fit FD 操作性

手術時のCアームイメージングにとって次に大切なことは、いかなる状況においても必要な対応を素早く確実に行えることです。Cios Fit FD は、人間工学に基づいた機能性を重視しながら、操作を妨げるリスクや無駄を徹底的に排除した合理的なデザインを追求しています。

Cios Fit FDコンパクト設計

回転陽極タイプに匹敵する大容量X腺管装置を搭載。ヒートアップを抑制し安定した運用が可能。

Cios Fit FD 高画質

X線検出器にフラットディテクターを搭載。高品質画像を提供。
空間分解能の向上(≥ 2.5 lp/mm、従来の≥ 2.2 lp/mmと比較)により、歪みのない画像を実現

 すぐれた操作性

Cios Fit 片手操作

カウンターバランス機構

カウンターバランス方式のCアームを採用。どの位置でも停止でき、回転・傾斜操作も片手で可能。

Cios Fit 統一されたレバー類

統一されたレバー類

アームロックレバーを最も動かしやすい場所に配置することで、スムーズに装置を移動することが可能。

.Cios Fit 判別しやすいカラー表示

判別しやすいカラー表示

各可動軸別にユニット、スケールロックレバーを色分けしており、ストレスなく直感的なアーム操作が可能。

Cios Fit アームレバー操作性

アームレバー操作は「押し込み」でロック。統一された合理的なデザインにより、迅速に操作できます。

Cios Fit FD 操作性ステアリングレバー

ステアリングレバーをまわして押すだけで、簡単に片手で平行移動。アプローチが容易です。

X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量で ありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用が可能

固定陽極X線管装置~コンパクト設計~
Cios Fit FD に搭載されたX線管装置は固定陽極を使用し、装置外形をコンパクトに作りあげました。幅はわずか160mm、高さは353mm(実寸)で手術台との干渉を最小限に抑え、ストレスなく柔軟なポジショニングを可能にします。

X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量で ありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用が可能

回転陽極なみの大容量~長時間透視~ 
X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量でありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用を可能にしています。 

最大出力2.5kW ~高出力・高画質~
最大出力2.5kW 高出力X線管装置は、体格の大きな症例や、腰椎側面、股関節軸位など、描出が困難な症例においても高画質を提供します。

Small footprint, easy to move

  • わずか60秒で機器スタンバイ
  • 重量は70kg。移動がスムーズに
  • DICOM 3.0に準拠。DICOM Send/ MWM に対応。
  • USB標準搭載
  • DICOM、BMPフォーマットで画像の取り出し可能
Cios Fit FD USB標準搭載
Cios Fit 軽量化
Cios Fit FDクリニカル画像

撮影(静止画)、透視(動画)の高画質化と被ばく低減、また、長時間透視時の線量やX線管温度の管理など、様々な使用状況を装置が判断し、最適な条件を自動選択するCiosシリーズ共通の機能です。

  • 撮影
    最大管電流25.69mA、最大出力2.5kW
  • 透視
    最大パルス透視15f/s(最大管電流16.8mA)、連続透視モード(最大管電流7.9mA)
  • 長時間透視
    大容量X腺管装置・装備、温度管理機能・装備
被ばく低減プログラムCARE

独自の被ばく低減プログラム。多様な機能や機構を組み合わせ、総合的に被ばくを低減させます。

  • CAREVISION
    最大15f/s のパルス透視機能、低線量プログラムの選択使用
  • CAREPROFILE
    LIH (ラストイメージホールド)上でX線を出すことなく画像回転・画像反転上下左右・絞りフィルター操作(バーチャル表示機能)が行えます
  • 線量の最適化
    線量レベルの設定、Cuフィルター、面積線量計、レーザーライトロカライザー*

    * オプション

技術情報

Fit for the tough job in the OR

技術仕様

Detector technology

アモルファスシリコンフラットディテクタ

Input field

20 x 20 cm

Image resolution

1024 x 1024 pixels

Power management

Peak power 2.5kW

Free space

82.5 cm

Immersion depth

73cm

クリニカル・ワークフロー

Operation mode

Single image

Fluoroscopy

Fluoroscopy High Level

Data transfer

LAN / USB

Image storage

50,000 Images

CARE program

Yes