モバイルCアームCios Fit

Cios Fit

モバイルCアームイメージングシステム

  • 広い内径、良好なベッドアクセスとゆとりのあるポジショニングを実現
  • 人間工学に基づいた機能的かつ合理的なデザイン、正確で迅速な操作環境を提供
  • 回転陽極タイプに匹敵する大容量X線装置搭載、ヒートアップを抑制し安定した運用が可能

すぐれた操作性

Cios Fit 広い内径、良好なベッドアクセスとゆとりあるポジショニングを実現

ベッドへのアクセス性、自由度の高いポジショニング、そして術者のためのワークスペースです。
Cios Fit はこれらの課題を高次元で解決。広い内径とクリアランスを持つ独自のC アームが快適なOR イメージングを実現します。

  • 奥行き73cm
  • クリアランス78cm
  • 前後動20cm、上下動40cm
  • 主軸回転±190°

Cios Fit 柔軟なポジショニング

380° アーギュレーション

Cios Fit 柔軟なポジショニング

130° オービタルローテーション

Cios Fit 柔軟なポジショニング

25° スイングレンジ

Cios Fit 柔軟なポジショニング

上下動40cm


Cios Fit アームレバー操作性

いかなる状況においても必要な対応を素早く確実に行えることです。
Cios Fit は人間工学に基づいた機能性を重視しながら、操作を妨げるリスクや無駄を徹底的に排除した合理的なデザインを追求しています。

  • アームレバー操作は「押し込み」でロック。統一された合理的なデザインにより迅速に操作できます
  • ステアリングレバーをまわして押すだけで、簡単に片手で平行移動でき、アプローチが容易

Cios Fit 片手操作

カウンターバランス機構

カウンターバランス方式のCアームを採用。どの位置でも停止でき、回転・傾斜操作も片手で可能。

Cios Fit 統一されたレバー類

統一されたレバー類

アームロックレバーを最も動かしやすい場所に配置。操作感を統一させたことでブラインドタッチも簡単。

.Cios Fit 判別しやすいカラー表示

判別しやすいカラー表示

各可動軸別にユニット、スケールロックレバーを色分けしており、ストレスなく直感的なアーム操作が可能。

ワンタッチプログラムを採用

選択する部位がピクトグラムで表示されているため、一目でわかりやすい
ワンタッチプログラム採用

Cios Fit は細かい画像調整は必要ありません。手術部位に最適なX線量と画像の見え方をワンタッチで選択することができます。精度が求められる手技でも、ストレスなく簡単に直感的な操作が可能になります。


Mobile C-arm machine Cios Fit: A multidisciplinary mobile C-arm for tough surgery environments
Mobile C-arm machine Cios Fit: A multidisciplinary mobile C-arm for tough surgery environments
Mobile C-arm machine Cios Fit: A multidisciplinary mobile C-arm for tough surgery environments

技術情報

X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量で ありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用が可能

固定陽極X線管装置~コンパクト設計~
Cios Fit に搭載されたX線管装置は固定陽極を使用し、装置外形をコンパクトに作りあげました。幅はわずか160mm、高さは353mm(実寸)で手術台との干渉を最小限に抑え、ストレスなく柔軟なポジショニングを可能にします。

X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量で ありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用が可能

回転陽極なみの大容量~長時間透視~ 
X線管ハウジングの熱容量は回転陽極タイプに匹敵する大容量でありながら、冷却のための待ち時間の発生を極力抑え、安定した連続使用を可能にしています。 

最大出力2.5kW ~高出力・高画質~
最大出力2.5kW 高出力X線管装置は、体格の大きな症例や、腰椎側面、股関節軸位など、描出が困難な症例においても高画質を提供します。


Cios Fit 高画質・低被ばく

高度な画像収集技術と画像処理アルゴリズムの組み合わせにより、被ばくを抑えながら高画質化を自動で行うCARE Program を搭載。静止画/透視の高画質化、被ばく低減およびX 線管の温度を管理するCios シリーズ共通の新機能です。金属によるハレーションを抑え、被写体がオフセンターに位置していても、クリアな画像を実現しました。

被ばく低減プログラム「CARE」
独自の被ばく低減プログラム。多様な機能や機構を組み合わせ、総合的に被ばくを低減させます。

  • CAREVISION
    最大15f/sのパルス透視機能、低線量プログラムの選択使用
  • CAREPROFILE
    LIH (ラストイメージホールド)上でX線を出すことなく、画像回転、画像反転上下左右、絞りフィルター操作(バーチャル表示機能)が行えます
  • 線量の最適化
    線量レベルの設定、Cuフィルター、面積線量計、レーザーライトロカライザー*