血液ガス分析装置「ラピッドポイント500e」販売開始

Windows 10搭載によりセキュリティを大幅に強化
東京|2019/09/30

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:森 秀顕)は、使いやすさと高い信頼性を追求し、臨床と検査室の両方のニーズを満たす血液ガス分析装置の新モデル「ラピッドポイント500e」を10月1日より発売します。

 

「ラピッドポイント500e」は、手術室やICUなどの1秒を争う臨床現場で求められる使いやすさを追求し、迅速かつ正確な測定データを提供することで、検査室が求める高い信頼性へのニーズも満たします。「ラピッドポイント500」* の後継機として、これまでの信頼性と実績をそのままに、デジタル化が急速に進む医療環境に必要不可欠な「情報セキュリティ対策」を強化しました。

医療機関における情報漏洩は、非常に高いリスクを伴うため、世界的に深刻な問題になっています。多種多様なシステムとの連携および各デバイスからのデータ集約が主流となっている今日の医療現場において、そのIT化による合理化・効率化の恩恵を受ける一方で、通信を通して患者データが外部にさらされるリスクが高まり、あらゆる情報が攻撃の対象になっています。日々進化するサイバー攻撃から、何よりも大切な患者データを含む医療情報の保護が求められます。さらには病院経営の観点からも情報漏えいなどの危機対策が叫ばれる中、万全なセキュリティ対策が急務となっています。

本製品は、Windows10の搭載によりアンチウイルスソフトWindows Defenderを標準装備するほか、さらにMcAfee(マカフィー)のセキュリティソフトも搭載することで、デバイスや患者データの暗号化、優れたファイアーウォールによるハッキングの防御、2段階認証のログインプロセスなど、セキュリティを大幅に向上しました。

ラピッドポイント500e 血液ガス分析装置
内蔵バーコードリーダーにより片手で素早スキャン
  • 完全メンテナンスフリー:ガスボンベや個別の電極交換が不要のカートリッジを採用
  • サンプル吸引時のハンズフリー:採血器具を手で支えることなく自動吸引。アダプター等も不要
  • 内蔵バーコードリーダー:一次元バーコードと二次元バーコードの設定をカスタマイズ可能。患者IDやオペレーターIDを片手で素早くスキャン
  • タッチスクリーン:視認性に優れた画面サイズで、分かりやすい簡単な操作
  • USBポート:施設要件に合わせてON/OFF切り替え可能。使用時はデータを暗号化し、短時間で簡便にバックアップ
  • クロット探知・自動プローブ洗浄:詰まりを事前に検知することでトラブルを防止し、安全に測定
  • 妨害物質アラート機能:正確な検査結果に影響を与える物質(妨害物質)を検知した場合、その場でオペレーターへアラート画面を表示
     

 

本装置は、オプションとして当社のデータマネジメントシステム「POC Ecosystem」と接続することができます。POC Ecosystemは、手術室、ICU、中央検査室、病棟など複数に点在している血液ガス分析装置をネットワークにて一元管理することができるシステムです。接続機器のモニタやコントロール、機器管理、消耗品・試薬の在庫管理、トラブル対応などの遠隔操作ができ、接続機器の制度管理データ、ログデータ等の一括管理・保存も可能です。またLIS/HISへの接続がシンプルになるため、管理コストの削減にも繋がります。

 

患者の近くで行われるPOC検査は、医師が検査結果を即座に判断し、迅速な処置や治療の過程、予後のモニタリングまでを的確に行うことができるため、医療の質、患者のQOLの向上に大きく役立つとして注目されています。当社は、医療におけるデジタル化をはじめ、付加価値の高い製品とソリューションを提供することで、医療機関のバリユーを高め、患者のQOL向上に貢献します。

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社は、2019年10月3日(木)~5日(日)にパシフィコ横浜にて開催の「JACLaS EXPO2019 臨床検査機器・試薬・システム展示会 」に出展し、本製品の国内初展示を予定しています。ご来場の際にはぜひ Siemens Healthineers ブースへお立ち寄りください。


シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
コミュニケーション部 岩本
TEL: 03-3493-5246, Email