高精細な画像とオペレーションの効率化を実現した、汎用超音波画像診断装置の上位機種「ACUSON Redwood」の販売を開始

東京|2020/07/01
  • 幅広い検査ニーズに対応する高画質な画像と複数の臨床部門で使用できる軽量デザイン
  • AIを活用して開発したツールにより、施行者の負担を軽減しワークフローの効率化を実現
  • 高度なアプリケーションにより、正確な画像診断と優れた評価に貢献

シーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社長: 森 秀顕)は、高度なアプリケーションとイメージング性能を備え、多様な検査に対応する新しい汎用超音波画像診断装置「ACUSON Redwood (アキュソン レッドウッド)」の販売を7月1日より開始します。

世界中で高齢化が進むなか慢性疾患は増加傾向にあり、世界保健機構(WHO)によると、2020年までに全世界の死亡者の4分の3近くが慢性疾患に起因するといわれています*1。慢性疾患は、治療の長期化や患者負担が増す傾向にあり、医療現場からは費用対効果の高い医用画像サービスへの需要が増加しています。ACUSON Redwoodは、この課題に対応するため、2018年10月に販売開始したプレミアムハイエンドモデルのACUSON Sequoia(アキュソン セコイア)と、同年4月に発売した汎用機種ACUSON Juniper (アキュソン ジュニパー) のユーザーの声をもとに、両機種の好評を得た機能を取り入れて開発されました。

ACUSON Redwoodは、循環器領域に必須の経食道トランスデューサを標準装備し、心臓を含むより多くの臨床領域での検査に素早く対応します。臨床での信頼性を高める高度なアプリケーション、ワークフローの効率化を可能にするAIを活用し開発したツールを搭載しながら、移動が簡単な軽量デザインを実現し、お求めやすい価格でハイパフォーマンスな画像ソリューションを提供します。 

安定した高画質を提供
位相情報と振幅情報の両方を利用して画像を形成するコヒーレント画像形成(CIF)を採用、従来の超音波診断装置と比較して、高解像度と高フレームレートを実現しています。腹部用、心臓用トランスデューサには単結晶を搭載しており、感度と帯域幅を向上させます。より広い帯域幅は、より良い高調波イメージング、軸方向の分解能、深い浸透と高い感度をもたらします。

検査効率性、信頼性を高めるアプリケーション
心臓や産婦人科領域における自動計測ソフトやAIを活用し開発したツールの使用により、検査時間を短縮することができます。それによって、検査者は臨床に必要な情報を的確に検索し、質の高い検査、患者ケアに集中することができます。また、全領域で対応するAuto TEQ(オート ティーイーキュー)技術は、関連するパラメーターを自動的に最適化するため、施行者の調整が最小限に抑えられます。

心臓を含む各種領域をフォローアップ
腹部、体表領域から心エコーまで複数の検査領域に対応する広く充実した機能を1台に集約。心臓領域では、心筋全体および区域ごとに心筋運動を高度に評価可能な2D定量ツールsyngo Velocity Vector Imaging (シンゴ ベロシティ― ベクター イメージング: VVI)テクノロジー、完全な壁運動スコアリング解析パッケージを備えたストレスエコー、心臓造影剤イメージングを可能にする左心室拡張(Left Ventricular Opacification: LVO)モードなどのアプリケーションが搭載可能。経食道用トランスデューサも選択でき、心臓評価をはじめとする広範なニーズにも対応します。

より正確で容易な肝硬度計測
Siemens Healthineersは2008年に世界に先駆けてシアウェーブ エラストグラフィ アプリケーション「Virtual Touch Quantification(バーチャル タッチ クオンティフィケーション:VTQ)」を製品化しました。これまでに蓄積された経験、技術を継承し、ACUSON Redwoodでは「Point Shear Wave Elastography(ポイント シアウェーブ エラストグラフィ、以下pSWE)」の名称で肝線維化評価をサポートします。 
pSWEは音の圧力(プッシュパルス)により生じる組織の局所的なひずみから発生する、せん断弾性波(シアウェーブ)の伝搬速度を検出し表示します。操作は測定する位置に関心領域(Region of interest: ROI)を置き、ワンボタン・1秒以内で終了する非常に簡単なものです。肝臓領域では、グローバル多施設共同研究*2において、METAVIRスコア *3による肝線維化ステージとシアウェーブ速度との相関も示されています。  

  

*1 世界保健機構(World Health Organization): The Global Burden of Chronic Disease
*2 出典:Sporea I, Tanaka H, Iijima H, Saito H, Ebinuma H, Takahashi H, Ono N, et al. Acoustic Radiation Force Impulse  elastography for fibrosis evaluation in patients with chronic hepatitis C: an international multicenter study. Eur J Radiol. 2012 Dec;81(12):4112-8.
*3 肝組織の繊維化を計りC型肝炎診断に用いられる病理学的線維化スコア
 

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シーメンスヘルスケア株式会社
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