どう考える?クリニックでの MRI導入
~収支シミュレーションをふまえて~
コラム「コンサルティングの現場から」
かかりつけ医の経営戦略
~投資価値をどう考える?~

2023-12-25
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MICTコンサルティング株式会社 代表取締役 

2001 年一橋大学大学院MBA コース卒業。同年、日本経営入社。2002 年に医療IT製品の常設総合展示場「メディプラザ」を立上げ、IT導入コンサルティング、システム選定アドバイス、研修事業等を担当。2016 年にMICT コンサルティング株式会社を設立。多くの医療機関の導入サポートや取材経験により医師会などの公的団体などでの講演や執筆多数。

診療所および200床未満の病院が、MRI(Magnetic Resonance Imaging)の購入を検討するためには、診療報酬と導入コストに関する詳細なシミュレーションが必要です。今回は診療所のケースで考えてみます。

【シミュレーションに際しての注意事項】

  • 常勤の放射線診断専門医がいないため、画像診断管理加算の算定はないこととします。
  • 家賃や人件費などは除いています。
  • 実金額ではなく想定額で計算しているため、あくまで参考程度にとどめてください。
  • 診療報酬は1点10円で算出しています。
  • 関連工事費を含む装置本体の費用と保守契約費について、各々は税別で記載していますが、減価償却費の算出とシミュレーションは消費税を含めて行っております。

(2023年12月25日作成)

#おかねの話 #医療マーケティング #MAGNETOM Free.Star 

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