伯鳳会グループと救急災害医療を中心とした医療機器運用に関するパートナーシップ締結共同プレスリリース(伯鳳会グループ/シーメンスヘルスケア株式会社)

東京|2017-05-26

医療法⼈伯鳳会(兵庫県⾚穂市、理事⻑:古城資久、以下、伯鳳会)を中⼼とした伯鳳会グループとシーメンスヘルスケア株式会社(東京都品川区、代表取締役社⻑兼CEO: 森秀顕)はこのほど、救急災害医療を中⼼とした医療機器の運⽤およびサービスに関するパートナーシップを2017 年4 ⽉21⽇に締結しました。本年4 ⽉1⽇に伯鳳会⽩鬚橋病院(東京都墨⽥区)が移転し、新たに開設した伯鳳会東京曳⾈病院(同、以下、東京曳⾈病院)において、これまで培った経験やノウハウを元に、さらに⾼度な救急災害医療の展開を図るためのものです。東京曳⾈病院は、東京都指定の災害拠点病院ならびに東京DMAT 指定病院として⾼度な救急医療をできる環境にあり、同時に、東武スカイツリーライン・曳⾈駅に直結している⽴地からも、地域住⺠の健康維持・増進を⽀える体制を整えています。

本パートナーシップにより、シーメンスヘルスケアは東京曳⾈病院に対し、多軸透視撮影装置 Artis zeego を⽤いた「ハイブリッド ER」の導⼊・サポートを⾏います。ハイブリッドERとは、⼀般的なハイブリッド⼿術室(OR)を救急災害医療へ応⽤したものであり、このハイブリッドER を効果的に活⽤するため、両者は救急災害を想定したリハーサルを定期的に⾏っていく予定です。

この他にも、⾼精度、広範囲かつ⾼速で診断するためのCT 装置や脳卒中・急性期の患者のための⾎管内治療に対応した⾎管撮影装置も導⼊し、救急災害医療だけでなく地域に根差した病院として地域住⺠に⾼度な医療を提供できる体制を整えました。

本パートナーシップの内容は以下の通りです。

  • 画像診断・治療に関する最新または最適な医療機器の提供
  • 救急災害医療における診断・治療ワークフローの総合⽀援
  • 新たに開設した東京曳⾈病院のブランド構築⽀援
  • シーメンスのリファレンスサイトとして、知識交流や共同研究を推進

両者は今後、救急災害医療および地域医療の発展に向けて、機器に関する定期的なトレーニングはもちろん、⾃然災害やテロなどを想定したリハーサルも共同で⾏っていく予定です。

報道機関からのお問い合わせ先

シーメンスヘルスケア株式会社
MSC 本部 コミュニケーション部 中川 E-mail