syngo.plaza

syngo.plaza新世代のオールインワンPACS

信頼性の追求と一歩先の利便性を求めたPACS

モダリティの高速化、多機能化により膨大な画像データが日常的に扱われるようになりました。また、フィルムレス化の導入で、システムのより安定した稼動や冗長化によるデータ保全が重要な要素として求められるようになりました。syngo.plazaは、それらの要素を取り入れた究極のPACSです。

特長

syngo.plaza ユーザーインターフェイス

全体の色調を一番疲れにくい色合いに設計することで、長時間の画像診断業務でも快適な操作環境を提供します。
操作アイコンも一目で分り易いグラフィックを採用。必要な機能のみを表示することができます。

クロスリファレンス

細やかな読影時のサポート機能

各種計測ツール(距離、角度、ROI、CTRなど)、シリーズのサムネイル表示(表示エリアにD&D可能)で直感的な操作で計測や画像閲覧が行えます。
またロカライザー上にスライス位置を表示するナビゲーターライン、複数断面上でのクロスリファレンスや、現在・過去検査比較時の検査日ごとの色分け機能で、一目でスライス位置や検査データがわかる設計になっています。
 

スマートセレクト
スマートセレクト機能:マウスの動作を最小限に

1クリック、1マウス動作の手間を極限まで低減

自動スライス同期、自動FOV同期、マウスの動きに「ツール」を割り当てるスマートセレクト機能で、ツール選択の手間を低減し、マウスの動作を最小限にします。
 

高速ローディング機能

膨大に増加傾向にあるCT検査画像を素早く取り込み、配信するための機能。最大200画像/秒の画像を表示。ダイレクトにメモリに展開するので、すぐさま全スライスが快適に表示されます。ビューワ起動と画像数枚だけが早く表示されても意味がありません。

優先ローディング機能

  • レイアウトに表示されているシリーズを優先的に読み込み
  • さらに操作中のシリーズを最優先で読み込み

全画像の読み込みを待つ必要がなく、スムーズに読影開始可能

技術情報

日々のPACSを使った読影環境にも、3D技術があれば、もっと便利に、もっと快適に操作できる。
これからのPACSには、そんなニーズに応えることが求められます。
新しいPACSソリューション、 syngo.plaza 3D+ は、Siemens Healthineersの卓越した画像ITソリューションsyngo.viaで培った3D画像技術(ALPHA Technology)を搭載し、画像診断をより快適にします。

MPR / MIP / VRT 機能

専用の3Dワークステーションが無くても、日常ルーチンでも3D画像を画像診断に利用することができます。

最も利用頻度の多いMPR表示やMIP処理も簡単操作で即座に表示します。読影業務にも最適です。
ボリュームレンダリング(VRT)の作成も煩雑な操作は、不要。
日常読影の中で2D画像同様、無くてはならない情報として3D画像を利用することができます。

オートビュー:AutoView

ワンボタンで必要な部位や方向を指定して、簡単に表示できます。 
ワークステーションのような複雑な作業は、必要ありません。

アナトミカル レジストレーション:Anatomical Registration

現在、過去画像等、本来スライス位置の異なる検査であっても、ALPHAテクノロジーによる自動部位認識を行う事で、最大で4検査分の同期位置合わせを行います。
ズーム等も連動し、MPRで比較表示しますので、通常の比較読影やフォローアップ等の実施の際に即座に読影を開始することができます。

イメージ・フュージョン機能

肋骨ラベリング機能

ALPHAテクノロジーを利用し、肋骨や椎体のラベリングを自動で行います。より時間のかかる読影対象を瞬時に識別が行えることで読影効率の向上に貢献します。

マンモグラフィ読影に必要な、非対称レイアウトはもちろん、実寸表示・ピクセルと奪い表示機能や拡大鏡、ズーム・パン等、読影に必要な一連のツールを使用できます。

  • 直感的に使いやすい検索画面と検査リスト
  • フレキシブルな表示レイアウト
  • 鏡面表示対応
  • コントラスト調整可能
  • 5Mモニタ対応

syngo.plazaは以下のIHEプロファイルを含め様々なプロファイルにも対応しています

  • IOCM
  • ATNA
  • KIN