日本の医療現場のニーズから生まれたIVR-CTシステム。シーメンスでは1999年にスライディングガントリCT方式のIVR-CT「Angio-CT MIYABI」を発表し、以降さまざまなソリューションを提供してきました。
近年、IVR-CTシステムの利用は、血管系のインターベンションのみならず、非血管系のインターベンションや救急での利用も進んでいます。Nexaris Angio-CTは、変化する日本の医療現場の意見をさらに取り入れ、血管撮影装置とCT装置の融合をより深めることで、治療中に1つのモダリティのようにスムーズに使用できるIVR-CTシステムへと進化しました。
※Nexarisはマルチモダリティソリューションの呼称で、販売名ではありません。
Nexaris Angio-CT
At the nexus of treatment innovation
特長
Quick Switching:素早いモード切り替え
CT撮影後、スライディングガントリCTをパーキングポジションまで移動する必要はもうありません。システム同士の相対位置情報を把握することで、安全かつ迅速なAngio-CT切替を実現。ワークフローの改善をサポートします。
Instant Fusion:画像のオートレジストレーション
3DCT画像とX線透視画像をフュージョンするための、3D画像レジストレーションは不要です。CT撮影後、3Dワークステーションsyngo X-Workplaceに画像転送するだけで、すぐにCT画像を用いた3Dロードマップが行えます。
Common Patient Registration:患者情報の共有
操作室での作業もシンプルに。検査前の患者登録は、血管撮影装置のコンソール上で完結し、X線CT装置側にも患者情報が自動転送され、登録が完了します。