マルティスティックスPROエームス尿検査試験紙
随時尿での蛋白検査に疑問を感じたことはありませんか?尿蛋白に高感度(8mg/dL)のマルティスティックスPROなら、蛋白/クレアチニン比が得られ、尿の希釈や濃縮を補正。希釈尿による尿蛋白の過小評価(偽陰性)を低減します。
マルティスティックスPROは、従来の蛋白試験紙に加え、蛋白に高感度な蛋白低濃度試験紙(8mg/dL)を搭載。同時に尿中クレアチニンを測定し蛋白/クレアチニン比が得られ、随時尿で1日の蛋白尿が推定できます。濃度補正により尿蛋白検査の際に判定感度が上昇しますので、心血管疾患(CVD)の高リスクである尿蛋白の見逃しを減らす効果が得られます。
日常診療に汎用される随時尿は希釈傾向にあり、クレアチニン補正により正確な尿蛋白検査が可能です。
特長
希釈尿による尿蛋白の過小評価(偽陰性)を低減
従来の蛋白試験紙に加えて、尿蛋白に高感度な蛋白低濃度試験紙(8mg/dL)を搭載。尿中に排泄されるクレアチニンの絶対量は食事(水分)に関係なくほぼ一定です。希釈された随時尿では臨床的に有意な蛋白尿が過小(陰性)に評価されたり、逆に濃縮された随時尿では過大(陽性)に評価されてしまう可能性があります。マルティスティックスPROは、蛋白とクレアチニンを測定し、蛋白/クレアチニン比を得ることで、尿の希釈・濃縮の影響を補正し尿蛋白を適切に評価できます。
P/C(蛋白/クレアチニン)比とは?
蛋白/クレアチニン比=尿中クレアチニン1g * に対する尿蛋白量
* 尿中クレアチニンの1日の排泄量はほぼ一定(約1g)
マルティスティクスPRO尿検査試験紙には、蛋白質試験紙部分とクレアチニン試験紙部分、そして蛋白/クレアチニン比の結果判定が出ます。
また、尿分析器「クリニテック」シリーズによる測定ができます。「クリニテック」シリーズで測定すれば、蛋白/クレアチニン比が自動計算され、プリントアウトされます。
* 機器判定の場合には1,000mg/dL(++++)はありません。
測定項目
- マルティスティックスPRO10LS
白血球
亜硝酸塩
潜血
pH
クレアチニン
比重
ケトン体
蛋白質低濃度域
蛋白質高濃度域
ブドウ糖
- マルティスティックスPRO11
白血球
亜硝酸塩
潜血
pH
クレアチニン
比重
ケトン体
ビリルビン
蛋白質低濃度域
蛋白質高濃度域
ブドウ糖