検査フローの工夫で糖尿病管理の質を向上腎症早期発見 ~尿検査を問い直す~ シリーズ:碩心館病院第2回

医療法人雙立会 碩心館病院(徳島県小松島市)

|2024-02-15

碩心館病院に糖尿病内科が開設されて以来、同科の診療を担ってきた藤本卓先生は、血糖管理に加え尿アルブミン値の管理を重視する方針を掲げています。糖尿病診療の現場において尿中アルブミン定量検査が十分に浸透しているとは言えないなか、糖尿病で同科に通院する患者さん全例にルーチン実施している藤本先生 に、スムーズな検査実施の工夫に加え、検査結果を治療支援にどう生かしているかについてお話しいただきました。

sekishinkan2_top_16x9.jpg
医療法人雙立会 碩心館病院 糖尿病内科 藤本 卓 先生

<本インタビューでお話いただいた主な内容>

  • 糖尿病診療における尿中アルブミン定量検査の普及・活用はいまだ十分とは言えない
  • 血液検査と尿検査をセットでルーチン実施する検査体制を整えることで効果的な治療支援が可能に
  • 極力軽症の段階から尿中アルブミン定量検査を開始するため必要に応じて食後血糖値も測定
  • 血糖管理とセットの尿アルブミン値管理が糖尿病性腎症の進展予防や他の腎疾患発見につながる
  • 微量アルブミン尿の臨床的意義を考えると非糖尿病例へ保険適用拡大が望まれる
  • かかりつけ医では定量検査、健診では定性検査で尿中アルブミンのチェックが普及していくことに期待