MAGNETOM Free.MaxBreaking barriers
今日では、これまで以上に、医療へのアクセスは当たり前のものであるべきだと考えられています。しかし、受けられるケアの量や質を制限する壁は依然として存在します。例えば、被検者固有の制限、インフラストラクチャの制約、そして提供できない臨床応用など。その壁はMRI にとって高く越え難いものと考えられてきました。しかし、その多くは慣習や常識によって作られたものであり、疑問を投げかけ、新しい道を追求することでMRI の可能性を拡げることができます。
- 世界初* 80cm オープンボアが被検者の快適性に新しいパラダイムをもたらす
- コンパクトなサイズと重量で簡素化されたインフラストラクチャ
- インテリジェントなテクノロジーによる新しい臨床の可能性
- ライフサイクルコストの削減により、MRI 導入における経済的な壁を打ち破る
特長
Breaking barriers in MRI
被検者を安心させることは、患者ケアの第一歩です。 MAGNETOM Free.Maxは、世界初* の80cmのオープンボアを実現し、被検者の快適性とアクセシビリティの壁を打ち破り、閉所恐怖症や検査に不安を持つ被検者、体格の大きな被検者のMRI 検査を実現します。
* 2021年10月現在
デジタル化は、非常に効率的な収集技術とディープラーニングに基づく再構成を適用することで、MRイメージングを急速に変化させます。 High-V MRI はデジタルと0.55T の新しい磁場強度の組み合わせにより、他のMRI にはない特有の臨床的な価値をもたらします。 双方の長所を組み合わせ、日常検査における診断の信頼性を向上させるとともに、新しい臨床的な可能性を持った新時代のMRIです。
MAGNETOM Free.Max の妥協のない優れた画質は、 ルーチン検査において診断の信頼性の高い診断に貢献します。
これまでの常識を打ち破ることで、新しい可能性が生まれます。 High-V MRI の独自の磁場強度は、従来のMRイメージングの制限を超越し、新しい刺激的な臨床応用の開拓に貢献します。
空気と組織の境界では、磁化率の大きな差により信号強度が著しく低下するため、MRI では肺の検査が難しいのが現状です。しかし、MAGNETOM Free.Max は、高磁場MRI と比較した場合の磁化率アーチファクトが少ないため、肺のイメージングを改善し、新しい臨床応用を可能にします。また、人口統計の変化に伴い、金属インプラントを挿入した被検者のMRI 検査はますます増加します。MAGNETOM Free.Max の新しい磁場強度は、金属アーチファクトの低減につながるため、インプラント・イメージングにも有用です。
myExam CompanionとBioMatrixテクノロジーを搭載したMAGNETOM Free.Max は、複雑なMRIオペレーションの壁を打ち破ります。デジタル化とAI 技術により、被検者ごとのカスタマイズされた検査支援と合理的かつ直感的な操作を提供します。
MRIを普及させるには、ビジネスとして成立していることが大前提です。 MAGNETOM Free.Maxは財務上の壁を打ち破り、診断サービスの最前線でMRIを提供する新たな機会をもたらします。
MRIを導入するには設置スペースが必要。MAGNETOM Free.Max は、Siemens Healthineers の最もコンパクトなMRIです。また、DryCoolテクノロジーにより液体ヘリウムをほとんど必要としないため、設置の柔軟性が向上します。
- 独自のDryCool テクノロジーにより使用液体ヘリウムはわずか0.7L
- sealed-for-life マグネット設計
- クエンチパイプ不要
- 装置総重量3.2t未満・そう設置面積24 m2・搬入経路高2m 未満