クラスルームトレーニング受講後は、スタッフ自身が自主的にパラメータ変更をしたり工夫する気持ちが生まれ、検査時間も短縮されました。

放射線診断科
市立青梅総合医療センターは、多摩地域の三次救急に対応しており、特に西多摩圏においては唯一の三次救急対応の施設です。急性期医療や循環器に力を入れており、ドクターヘリの活用もしております。放射線診断科としては、約30名の診療放射線技師が在籍しており、年齢層は若手からベテランまで幅広いです。MRI担当者は、ローテーションスタッフ含め8名おり、1名が専任で担当している状況です。

アプリケーション担当の方からのご紹介でトレーニングを知りました。アーチファクト対策に悩んでいたため、クラスルームトレーニングのチケットを有効活用することができました。私自身はSiemens Healthineersの大崎本社で開催されるトレーニングの受講や、初期トレーニングもメインで受けていたため、現場スタッフへは私からレクチャーすることが多かったですが、うまく伝えられないこともあり、スタッフ自身にトレーニングを受講してほしいという思いが以前からあり、クラスルームトレーニングの参加を決めました。
今回は施設内にて開催のクラスルームトレーニングであり、MRI担当のローテーションスタッフ8名中6名がトレーニングに参加することができて非常に良かったと思います。MRIの勉強については、PEPconnectの活用や各個人でセミナー参加を促していますが、個人に任せている分、理解度や習得内容については個人差が出てくることが悩みでした。今回のクラスルームトレーニングでは、スタッフが直接アプリケーション担当の方に質問できる機会であったため、より能動的に学習ができたのではないかと感じています。クラスルームトレーニング受講後の変化としては、スタッフの理解が深まったのか、以前より質問を受けることが少なくなりました。自主的にパラメータを変更したり、工夫する気持ちが生まれた影響で、検査時間も短縮されています。普段の業務ではMRI 装置だけにフォーカスすることができなかったですが、今回スタッフ皆で同じ内容を受講することにより、スタッフ同士でのディスカッションをする機会にもなり良かったです。

今回のクラスルームトレーニングのように、1 日間で内容を凝縮した講義が増えれば嬉しいです。2 日間だと業務を調整することが難しい場合も多いため、1 日で完結される講義はありがたかったです。また平日だと業務の都合上、参加できないスタッフも多いため、土日の開催を希望します。MAGNETOM 研究会などの疾患に沿った勉強会も非常に参考になりますが、装置の中身を知る(パラメータ、症例に合わせた撮影法など)機会が増えたらいいなと思います。MRI 装置の基本原理を知ったうえで、使用している装置自身を良く知ることが、良い検査に繋がると思います。装置の理解を深めることによって、より効率的に検査を進められたり、良い画質を作ることができると思います。
(2024年5月15日取材 )