ユーザーが明かす「SOMATOM go.Top」イチオシポイントRadFan 2020年9月号から掲載スタート!
医療情報誌:RadFanへの協賛企画として、2020年9月号掲載からスタートした【ユーザーが明かす、SOMATOM go.Topのイチオシポイント】は、ご好評をいただき当初予定していた全8回のシリーズを2021年9月号掲載まで延長することとなりました。"業務改善" 、"コロナ禍におけるCT検査の新たなワークフロー"、"Tin filter technologyによる低被ばく検査" など、さまざまなテーマについて、SOMATOM go.Topのユーザーの方々に実務に沿った内容で執筆いただいています。多くのご施設にとっても参考にしていただける内容が盛りだくさんです。
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序文
《序文》
聖隷富士病院 放射線科部長/医療安全管理室室長 塩谷 清司 先生
私は、検診胸部単純X線写真上の肺がん見落とし訴訟例の画像鑑定をするたびに*、「CTで肺がん検診をすれば、このような肺がん見落としやそれに伴う巨額な賠償請求は起こらないのに…」と不毛に感じていました。しかし、胸部単純X線写真による肺がん検診を一律にCT検査へ移行するためには、被ばく、予算、読影の問題を解決する必要があります。そのようなときに、Siemens HealthineersのCTに搭載されている“Tin filter technology”を知り、少なくとも被ばく問題はこれで解決したと確信できました。
Tin filter technologyが搭載されたSOMATOM go.Topは、他の汎用型64列CTとは異なる、付加価値を生む独自の機能をたくさん持っているようです。
SOMATOM go.Topを既に導入している施設はそれらの機能をどのように活用しておられるでしょうか?実際のSOMATOM go.Topユーザーでないとわからない価値もあるに違いありません。パソコン雑誌ではない医療放射線系の雑誌上で、一つの機器について多方面からユーザー自身がその魅力をディープに語るといったシリーズ企画はおそらく今回が初めてです。第1回目は、医療安全と働き方改革にもつながる内容です。
*塩谷清司 ほか:検診肺癌見落としの2訴訟例 骨減弱と経時差分処理の有用性. 臨床放射線 65(1):53-9, 2020
“死亡時画像診断を研究していくうちに、医療訴訟の画像鑑定にも関わるようになりました。日常臨床では、医療安全を重視した放射線科診療を行っています”
放射線科部長/医療安全管理室室長
塩谷 清司 先生
専門分野:オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)
資格:放射線診断専門医
アーカイブ
第2回(2020年10月号掲載)『コロナ禍における救急CT検査のワークフローとSOMATOM go.Top活用術』
岡山大学病院 医療技術部 放射線部門 森光 祐介 技師
資格:X線CT認定技師、画像等手術支援認定診療放射線技師
学会活動:岡山CT技術研究会
第3回(2020年11月号掲載)『Tin filter technologyには未来を変える力がある!?』
(公財)東京都保健医療公社 東京都がん検診センター 放射線科 山岸 史明 技師
資格:X線CT認定技師、肺がんCT検診認定技師、胃がん検診専門技師、胃がんX線検診指導員、検診マンモグラフィー撮影認定技師
学会活動:日本消化器がん検診学会、日本消化器がん検診精度管理評価機構
第4回(2020年12月号掲載)『SOMATOM go.Topを用いた超低被ばくCT Colonographyの実践』
イムス明理会仙台総合病院 消化器内科科長 熊谷 進司 先生
専門分野:小腸大腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、大腸癌、大腸ポリープ、過敏性腸症候群など)
資格・学会活動:日本内科学会 認定医・総合内科 専門医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医、日本静脈経腸栄養学会 認定医
イムス明理会仙台総合病院 医療支援部門 放射線科 技師長 菅原 雅弘 技師
資格:超音波検査士、国際認定腹部超音波検査士
学会活動:日本超音波医学会など
第5回(2021年1月号掲載)『患者さんにもスタッフにも優しいSOMATOM go.Topが実現する新しいCTガイド下生検/ IVRワークフロー』
“画像診断とIVRを通じた診療の質の向上を目指しています。SOMATOM go.Topの低管電圧撮影、Tin filter technology、Guide&Goはそのために大変役立つと思います”
市立長浜病院
放射線科(診断部門)
責任部長
若宮 誠 先生
“常に患者さんに優しい検査、治療に心がけています。SOMATOM go.Topは、被ばく低減、造影剤低減等、患者さんに優しい検査が可能な装置であると改めて実感しています”
市立長浜病院
医療技術局
放射線技術科
技師長
古山 忠宏 技師
若宮 誠 先生
専門分野:画像診断、IVR
資格:日本医学放射線学会 放射線診断専門医、日本IVR学会 IVR専門医、腹部ステントグラフト指導医、胸部ステントグラフト指導医
学会活動:日本医学放射線学会、日本IVR学会
古山 忠宏 技師
資格:臨床実習指導教員、医療画像情報精度管理士、放射線機器管理士、検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師
学会活動:(公社)滋賀県診療放射線技師会 会長、日本診療放射線技師会、日本放射線技術学会
第6回(2021年2月号掲載)『ルーチン検査でDual Energy始めました』
“より良い保健・医療・福祉の実践を理念とし日々業務にあたっています。go.TopはDual Energyを身近に感じさせてくれるだけでなく、被ばく低減や低管電圧撮影など魅力のある装置と実感しています”
渕野辺総合病院
医療技術部
放射線室
長野 裕朗 技師
資格:X線CT認定技師、肺がんCT検診認定技師、胃がん検診専門技師
第7回(2021年3月号掲載)『救急医、診療放射線技師が認めた!CT検査のスループットを変えてしまったSOMATOM go.Topの真価』
"CTが単純に好き、気持ちだけで何とかCTの進化についていくことができた。面白いマシンSOMATOM go.Top、機種選定をしたのは私なのに技師長になって扱えなくなったのは何とも悲しい(涙)"
宮崎県立延岡病院
放射線科 技師長
蕪 俊二 技師
"救命救急センターにおけるSOMATOM go.Topの活用が、CTだけでなくIVRなどの様々なモダリティに良い影響を与え、患者様に寄り添う医療が提供できていると実感しています"
宮崎県立延岡病院
放射線科
長友 俊樹 技師
蕪 俊二 技師長
専門分野:CT
資格:日本診療放射線技師会)放射線管理士、放射線被ばく相談員、放射線機器管理士、臨床実習指導教員、Ai認定診療放射線技師、日本X線CT専門技師認定機構)X線CT認定技師
学会活動:日本診療放射線技師会、日本放射線技術学会、日本社会医療学会、オートプシー・イメージング学会、日本CT技術学会
長友 俊樹 技師
専門分野:CTとIVRを勉強中
資格:日本診療放射線技師会)放射線機器管理士、原子力規制委員会)第1種放射線取扱主任者
学会活動:南九州IVR研究会
第8回(2021年4月号掲載)『4Dデータを活用した急性期脳卒中診療ワークフローの構築に向けて』
"脳卒中の急性期診断・治療を充実させるためにも、SOMATOM go.Topによる全脳Perfusion検査と4Dデータを活用した診療ワークフローを構築したいと考えています"
伊丹恒生脳神経外科病院
放射線科 技師長
堀田 耕司 技師
第9回(2021年5月号掲載)『SOMATOM go.Top導入によるCT業務の改善効果について』
"患者さんに有益で、かつ我々診療放射線技師にとっても有益な医療技術やアイデアを模索することを信条に働いています"
大垣市民病院
医療技術部 診療検査科 中央放射線室
室長補佐
乙部 克彦 技師
専門分野:超音波、CT
資格:超音波検査士(消化器領域、体表臓器、血管領域、健診領域)、X線CT認定技師、Ai認定診療放射線技師
学会活動:日本超音波医学会 代議員、日本超音波検査学会 代議員/学術委員会/HP教育委員会、日本放射線技術学会、日本放射線技師会
第10回(2021年6月号掲載)『これで心臓も安心!SOMATOM go.Topによる低侵襲な心臓CT検査』
"SOMATOM go.Topはとにかく使っていてワクワクします。この装置を使って患者さんに有益で臨床に役立つ画像を提供できるかを考えている時が1番の楽しみです"
地方独立行政法人 市立秋田総合病院
診療局中央診療部放射線科
副技師長
工藤 和也 技師
"チーム医療を担う一員として、少しでも患者様の役に立てるように、装置の持つ性能や技術を最大限、医療の現場に還元できるように、自己研鑽に努めていきたいと思います"
地方独立行政法人 市立秋田総合病院
診療局中央診療部放射線科
東海林 綾 技師
工藤 和也 技師
専門分野:CT、被ばく
資格:X線CT認定技師、肺がんCT検診認定技師、Ai認定診療放射線技師、画像等手術支援認定診療放射線技師
学会活動:日本放射線技術学会 代議員、日本診療放射線技師会、日本CT技術学会、日本CT検診学会、東北CT技術研究会
東海林 綾 技師
資格:X線CT認定技師、検診マンモグラフィ撮影認定技師
専門分野:CT、マンモグラフィ
学会活動:日本放射線技術学会、日本放射線技師会
第11回(2021年7月号掲載)『質の高い医療の実践を心がける施設においてSOMATOM go.Topがもたらした大きな変化』
"整形外科でインプラントを使用した手術が多い当院では、SOMATOM go.TopのTin filterやiMARが非常に有用であり、力を発揮してくれています"
国保依田窪病院
放射線科 係長
舟久保 隆洋 技師
第12回(2021年8月号掲載)『SOMATOM go.Topを用いた小児CT検査への取り組み』
"今後もより良い検査体制を構築するために、低管電圧撮影を活用した撮影条件の最適化や、タブレット端末を用いた検査ワークフローを検討したいと考えています"
東京北医療センター
放射線室
菊地 克彦 室長
資格
超音波検査士(消化器領域)、放射線機器管理士、放射線管理士
学会
日本診療放射線技師会 学術教育委員/広報委員/放射線機器管理士分科会委員
日本放射線技術学会東京支部 超音波研究班副班長
日本磁気共鳴専門技術者認定機構理事
日本X線CT専門技師認定機構認定試験委員会評価班班員
医療の質・安全学会 医療放射線安全委員会委員
第13回(2021年9月号掲載)『Tin filter、低管電圧だけじゃない!
賢いCT「SOMATOM go.Top」の自動画像再構成』
"質・安全・効率共に最適な医療を患者様へ提供できるようにスタッフ一同日々努力していきます。SOMATOM go.Topの性能を十分に活かして患者さんに優しい検査を提供していきます"
聖隷富士病院
放射線課 係長
松井 隆之 技師
専門分野:血管造影、CT
『おわりに~Here we go with SOMATOM go.Top!』
"医療安全と業務改善に資するSOMATOM go.Topの導入が、現場だけでなく病院全体にとっても最適解です"
聖隷富士病院
放射線科部長/医療安全管理室室長
塩谷 清司 先生
専門分野:オートプシー・イメージング(死亡時画像診断)
資格:放射線診断専門医
学会活動:日本医学放射線学会、日本法医学会、オートプシー・イメージング学会