Nikola Tesla in his laboratory.

Siemens Healthineers の歴史
日本における医療事業

Siemens Healthineers(シーメンスヘルシニアーズ)は、2016年にシーメンスAGより独立経営となったヘルスケア事業のブランド名で、優れたエンジニアリング(Engineering)とパイオニア精神(Pioneering)により医療(Healthcare)の発展に貢献する、という私たちの目標を表しています。日本におけるシーメンスの医療事業は、1901年に、シーメンス・ウント・ハルスケ株式会社が日本へのシーメンスの医療機器の輸入を開始したことに始まり、以後120年以上にわたり、医用技術をリードするグローバルカンパニーとして、イノベーションを通じて医療の課題解決と新たな価値の提供に取り組んでいます。

日本におけるSiemens Healthineers の医療事業

シーメンス・ウント・ハルスケ日本支社設立

シーメンス・ウント・ハルスケ社が東京帝国大学に日本で最初のレントゲン装置を納入

シーメンス・ウント・ハルスケ株式会社として登記

日本法人シーメンス・シュッケルト電気株式会社を設立。日本での医療機器の販売を正式に開始

ライニガー・ゲバート&シャール社が日本における事業を開始

日本における医療技術製品の流通を統一する必要から、シーメンスが製造するすべての医療技術製品の独占販売権を、RGSが事前に契約を結んでいた後藤風雲堂株式会社に譲渡

A 42_Fa Goto Fu-undo Tokio 1920-40

日本での製造を求める日本当局からの圧力の高まりに応えて、シーメンスと後藤風雲堂は東京に近い浦和に工場を設立。ドイツから納品された部品の組立てを開始

Fabrikationsvertrag mit Goto

シーメンス・ライニガー・ヴェルケの開発・製造したレントゲン機械を天皇陛下のために納入

C_132b (Universal-Heliophos, 1938)

日本の高度成長期に合わせて、シーメンスの医療機器事業も急速に成長。多くの病院にシーメンスの最新の装置が設置され、1970年代には日本市場は医療機器における主要な市場となり、 市場の持続的な成長に対応するため、1979年 日本シーメンス株式会社から医療機器部門が分離独立し、シーメンス・メディカル・システムズ株式会社を設立

EB III 531_300

松下電器産業株式会社と販売契約を締結
超音波検査装置の製造委託も実施 

Division of electronic instrumentation

磁気共鳴装置(MR)MAGNETOMの日本での1号機を東京大学医学部附属病院に納入

 シーメンスと旭化成工業(現:旭化成)日本での医療機器の開発・製造・販売・アフターサービスの合弁事業として、シーメンス旭メディテック株式会社を設立(1992 年まで旭化成の工場にて、MRIシステム MAGNETOM P8を製造)

MAGNETOM P8 Flyer

シーメンスジャパンと持田製薬が、日本における超音波機器事業の拡大を目指して、合弁会社持田シーメンスメディカルシステムズを設立

2004_Mochida Siemens

シーメンスメディカルソリューションズ・ダイアグノスティクス株式会社、デイドベーリング株式会社と合併し、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社に社名変更

シーメンス株式会社、シーメンス旭メディテック株式会社の全株式を取得し100% 子会社に。社名を、シーメンス・ジャパン株式会社に変更

シーメンス・ジャパン、CdTe 放射線半導体検出器の開発を柱とする株式会社アクロラドの株式の過半数を取得

Acrorad_exterior

シーメンス・ジャパン本社と一部国内グループ会社の本社を東京・品川区大崎に移転

Gate City Osaki

シーメンス・ジャパン株式会社はヘルスケア事業に特化し、翌年にはシーメンスヘルスケア株式会社に社名変更

Siemens Healthineers の歴史(グローバル)

Werner Siemens (ヴェルナー・シーメンス)がとJohann Georg Halske (ヨハン・ゲオルグ・ハルスケ)が、シーメンスの前身、Siemens & Halske (シーメンス・ウント・ハルスケ、以下S&H)電信機製造会社をベルリンに設立

Siemens & Halske

Erwin Moritz Reiniger(アーウィン・モリッツ・ライニガー)が、ドイツ・エアランゲンに、光線浴や電気治療器など治療器具の製造を行うReiniger, Gebbert & Schall(ライニガー・ゲバート&シャール、以下、RGS)社を設立

III.76 (Altes Fabrikgebäude Schlossplatz, 1893)

Wilhelm Conrad Röntgen(ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン)によるX線発見を機に、シーメンス&ハルスケ社およびライニガー・ゲバート&シャール社がその有用性と医療における可能性に着目して医療用X線装置の製造を開始

Röntgenapparatur SH um 1897

シーメンス・ウント・ハルスケ社がライニガー・ゲバート&シャール社を買収

Siemens-Reiniger-Werke(シーメンス・レイニガー・ヴェルケ)社の設立

Siemens-Reiniger-Werke

1959年にはインドに拠点を開設
1970 年代半ばから米国でのプレゼンスを拡大し、工場の設立と現地企業の買収を実施
1983年には中国支店を開設 

検査診断会社であるDade Behring(デイド・ベーリング)、Diagnostic Products Corporation(ダイアグノスティック・プロダクツ・コーポレーション)、Bayer Diagnostics(バイエル・ダイアグノスティックス)の3社を買収 

Laboratory Diagnostics Document Library

ヘルスケア事業を別会社として独立させることを発表

Siemens Healthcare GmbHを設立
Siemens Healthineersブランドの使用を開始

2018年3月16日にSiemens Healthineers AGがフランクフルト証券取引所に上場

Siemens Healthineers AG successfully debuts on the stock exchange

 Siemens Healthineers AGが、放射線治療装置や関連ソフトウェアなどの革新的なソリューションを開発・提供する、がん治療におけるグローバルリーダー Varian Medical Systems と合併

イノベーションの歴史

Potsdam Bridge

既成概念にとらわれることのない自由な発想と、単なる技術開発に終わらない真のイノベーションをベースにヘルスケアのあらゆるシーンで、独創的なソリューションを「現在」そして「未来」にわたってご提供し続けます。