最先端CT研究会・SAMI 2019 レポートAdvanced Medical Imaging研究会

2019/08/07

2019年7月26日~7月28日にかけて、最先端CT研究会、ならびにSAMI(Advanced Medical Imaging研究会)2019がホテルエルセラーン大阪で開催されました。
今回のSAMIは奈良県立医科大学病院の平井 都始子 先生を当番会長とし、画像診断における超音波の活用、人工知能の利活用を中心に、放射線科と各診療科との連携や個別の医療機器に限らない幅広い画像診断の今後の展望について活発な議論が交わされました。
また、SAMIの分科会として今回初めて開催された「最先端CT研究会」は、慶應義塾大学医学部の陣崎 雅弘 先生を代表幹事とし、最先端技術の共有だけではなく、CT検査の臨床有用性を高める為の積極的な議論に先生方だけでなく各メーカーも加わる活発な研究会でした。

 

近年はCT検査において、Dual Energy CTや4DCTなどの新しい技術が登場しており、日常検査でどのように活用できるのかを議論・検討する必要がでできました。Dual Source CTによるDual Energyイメージングは最もエネルギー差の大きい撮像方式ですが、講演では、エネルギー差が大きいことが解析精度にもたらす効果と、臨床応用として、すでに論文で報告されている肺血栓塞栓症の重症化評価や、腫瘍の治療効果判定への応用についてご紹介しました。

SAMI

座長の神戸大学大学院医学研究科 内科系講座放射線診断学分野 村上 卓道 先生の進行のもと、Siemens HealthineersのAI技術のうち、画像診断支援技術をご紹介しました。ヨーロッパでは医療機器として認可された胸部CT検査にご活用いただける評価支援技術、開発中のmulti-parametric MRI画像に対する前立腺がんの評価支援技術についてご紹介しました。また、他メーカーからも様々な興味深いAI技術/製品の紹介があり、医療機器業界におけるAI技術の飛躍的な発展が示されたセミナーとなりました。

2019-SAMI

画像診断の補助ツールとして有用なsyngo.viaと医療のデジタル化の基盤となるteamplayの展示を行いました。syngo.viaの実機によるDual Energyの処理方法や運用のほか、teamplay Cloud PlatformやAI技術を融合させた新たなソリューションをご紹介しました。より定量的で質の高い診断の実現、検査の自動化や最適化にくわえ、将来的には患者の負担軽減やより良い治療を選択できるような意思決定サポートなど、医療現場におけるさまざまなシーンで貢献します。また医療従事者の皆さまにとって即座に、価値のあるバリューが得られる「医療のデジタル化」の今後の展望については特に多くのお客様に耳を傾けていただくことができました。
ランチョンセミナー、機器展示ブースにお越しいただきました多くの方々に、この場をお借りしまして御礼申し上げます。