Siemens Healthineers 製CT装置車の完成披露式典が行われました

2025-02-26

フリール様は、どこでも、だれもが、より良い医療を受けられる社会を目指し、医療機関のみならず、教育機関や研究機関、災害の被災地などに時にCTやMRIを搭載した車両を貸し出し、技術支援を行っています。この度、新たに当社のCT装置「SOMATOM go.Up」を搭載した車両が完成し、関係各社が群馬日野自動車株式会社様からの納車に立ち会い、テープカットを行い、その完成を祝いました。

「SOMATOM go.Up」は、画像化に寄与しない無効被ばくをカットするTin filterにより、高画質でありながら、胸部レントゲン撮影と同等※の被ばく線量で検査が可能なCT装置です。着脱式のタブレットで操作が可能で、患者さんのポジショニングから画像処理まで様々な工程をAIがサポートするなど、操作性にも優れています。

式典では、株式会社フリールの代表取締役社長、坂根睦章様より、以下のようなコメントをいただきました。「昨今、多くの医療機関の経営が厳しい状況に置かれており、高額な医療機器の導入を控えざるを得ないご施設も増えています。こうした背景から、メディカルモバイルサービスへの需要は拡大しており、シーメンスヘルスケアの32列CT装置搭載車はお客様からの期待も高く、既に何件かのご予約をいただいております。フリールは、単に医療機器搭載車をレンタルする会社ではなく、人々の健康を守る会社でありたい、という信念と誇りをもっています。お客様のニーズに応えるソリューションを全国にお届けし、日本の医療に貢献していきたいと考えています。」

また、フリールの親会社である、エム・シー・ヘルスケアホールディングス株式会社代表取締役社長、木村真敏様もご参列いただき、以下のようなコメントをいただきました。「日本は誰もが平等に医療を受けられる数少ない国である、と認識しており、これからもこの環境を維持していくためには、地域に出向いて医療を受けられる環境を作り出すことが急務だと考えています。持続可能な医療システムを一丸となって作り上げていきましょう。」

式典を振り返り、シーメンスヘルスケア株式会社の代表取締役である櫻井悟郎は次のように述べています。「フリール様の新型車両に当社のCT装置を選んでいただいたことを非常に嬉しく感じています。フリール様の企業理念は、当社のPurposeである、“We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアをその先へ。すべての人々へ。“にまさに合致するものであり、16列CT装置搭載車に続き、32列CT装置を選んでいただいたことを誇りに思っています。この車両が日本全国で活用されることで、両社で日本における医療アクセスの向上にさらに貢献できることを願っております。」

私たちの Purposeのもと、シーメンスヘルスケアは今後も医療アクセスの向上にまい進してまいります。


株式会社フリールについて

  • 会社名:株式会社フリール
  • 所在地:〒370-0052 群馬県高崎市旭町46-2 高砂ビル高崎西口7階
  • 設立:1992年6月19日
  • 代表者:代表取締役 坂根 睦章
  • 事業概要:CT・MRI搭載車などの貸与および巡回サービス