免疫生化学統合分析装置「Atellica Solution」及び全自動検体搬送システム「Aptio Automation」のユーザー交流会を東京、大阪で開催いたしました。
Atellica Solutionが販売開始され約1年が経過しました。当イベントではAtellica Solution(アテリカソリューション)およびAptio Automation(アプティオ オートメーション)を採用いただいているご施設の先生方を講師にお招きし、様々な切り口で検査業務の自動化をはじめとするAtellica SolutionならびにAptio Automationの有用性について発表していただきました。また、Atellica Solutionのデモ機も会場に展示し、参加者の皆様がデモ機を操作しながらAtellica Solutionの革新的な機能に実際に触れられる場となりました。
代表取締役社長である森 秀顕より、Atellica Solutionの販売開始から1年弱経った現在、約70台のAtellicaが採用され順調に多くのご施設に導入いただいていることへの感謝の挨拶から幕を開けました。
今回は「テクニカル」「ワークフロー」「クリニカル」の3つの視点からご講演いただきました。テクニカルセッションではAtellica Solution導入の前後でいかに検査室全体が効率化されたか、データの差異はあったか、など実際の検証結果を踏まえて使用者ならではの生の声をお届けいただきました。そしてワークフローセッションでは各施設における検査ワークフロー上の課題を克服するために、Atellica SolutionとAptio Automationを組み合わせた当社のソリューションがどのように貢献できているか、ご採用いただいたご施設しか語れないようなお話も多くいただきました。また、実際のシステム導入時の写真やビデオも紹介され、当社ワークフローソリューションの導入に対するイメージが湧きやすいご講演でした。
パネルディスカッションではフロアから活発に質問が飛び交い、参加者のAtellica SolutionおよびAptioへの強い関心がうかがえました。
クリニカルセッションでは今年3月に改訂された急性冠症候群診療ガイドラインを踏まえたHigh-Sensitivity Troponin の活用法と留意点について、わかりやすく解説していただきました。
最後にDX事業本部長 三宅 武則より、今後もAtellica Solutionのさらなるラインナップ展開を行っていくとご挨拶させていただき、盛況のうちに閉幕しました。