
愛媛県新居浜市に位置する医療法人 住友別子病院。古くは住友家事業の従事者とその家族の診療を目的として開設され、現在は新居浜・西条医療圏の地域医療において欠かせない役割を担っています。2022年3月に免疫自動分析装置Atellica Solutionおよび全自動尿統合型分析システムAtellica 1500を導入され、検体検査業務の効率化を図っています。臨床検査部技師長の岡田 正則 先生、検体検査部門主任の菅原 美香 先生、白石 健起 先生、黒河 雅文 先生に住友別子病院の地域における役割とAtellica Solution、Atellica 1500のご評価についてお話をお伺いしました。
使い勝手という意味では、バーコードの面出しをしなくても検体を搭載するだけで測定を行うことができる という分析装置自体がヒューマンエラーが起こらない設計になっていることが、従 来よりも簡単な運用を実現していると感じています。
Atellica Solutionはサンプルハンドラーに検体を搭載すれば、依頼項目を認識し、依頼のある項目が測定でき、かつより早く結果報告できる分析装置へ自動で搬送するので、検体運用が非常にシンプルになりました。
図1:住友別子病院のAtellica Solution(SII)導入による効果
図2:住友別子病院におけるAtellica1500導入前後の検査フローの変化
岡田 技師長 当検査部ではPCR検査を5台の装置(POCT式のものを3台、バッチ処理式のものを2台)により実施していましたが、現在はAtellica Solutionに搭載したSARS-CoV-2抗原定量検査に切り替えました。PCR検査は検査技師2名がつきっきりで検査を行っていたので、抗原定量検査への切替で大きな業務改善が実現できました。SARS-CoV-2抗原定量検査はデータも良好で、臨床的にも安心して活用できています。院内感染対策も大きな労力を割いています。COVID-19が蔓延した初期とは異なり、いかに院内に入れないかではなく、感染を院内で蔓延させないためにどうするか、と着眼点が変わってきています。間接的な影響ですが、検査材料の調達についても影響が出ています。採血管や検査試薬など様々な物品の調達が困難になってきています。常日頃から心がけているコスト削減とこのような非常事態での安定した物品の調達を両立するのも重要なポイントだと再認識しました。

- 所在地:愛媛県新居浜市王子町3番1号
- 病床数:360床
- お話をおうかがいした先生:
臨床検査部:岡田 正則 技師長
検体検査部門:菅原 美香 主任、白石 健起 技師、黒河 雅文 技師 - 主なご導入装置:Atellica Solution, Atellica1500, CTK ADVANTUS, MOBILETT Plus HP, MOBILETT XP Hybrid 2台, SIREMOBIL Compact L, ARCADIS Varic Gen2, Cios Select, ACUSON Sequoia







