講演概要
講師:中山 和則 先生
公益財団法人つくばメディカルセンター病院副院長 兼 事務部長
演題:2025年に向けた急性期病院の生き残り方~筑波メディカルセンターの場合~
筑波メディカルセンター病院(一般450床、感染症3床)は、救命救急センター、がん診療連携拠点病院、災害拠点病院、地域医療支援病院など多数の指定を受け、DPC特定病院でもある茨城県つくば医療圏の基幹病院です。この病院の経営を長年にわたって牽引され、病院管理者向けや事務部長向けのご講演も数多い中山和則先生に、同病院の経営について、COVID-19対応、働き方改革、地域医療構想の現状なども交えてご講演いただきます。先月から始まっている外来機能報告やサイバーセキュリティなど、今まさに話題になっていることも組み込んでいただいています。臨床検査部門の責任者の方々に期待することもお話しいただく予定です。
- 病院概要
- 医療政策の流れを理解する
- 国が求める急性期病院とは
・2022年診療報酬改定の示すところ - 地域医療構想と第8次医療計画
・外来機能報告からみえるもの
・地域完結型医療は机上の理想なのか
・ポストコロナの医療連携と集患 - 働き方改革と医師の偏在が病院に与える影響
- サイバーセキュリティ対策は誰が行うのか
- 病院機能評価や適時調査を病院機能改善に使う
- 診療技術部門や事務部門は次のステージへ
・臨床検査部門に期待すること