ITEM 2019 国際医用画像総合展
We enable you to deliver high-value care.

ITEM 2019 国際医用画像総合展
 

4月12日(金)から14日(日)までの3日間、ITEM2019(国際医用画像総合展)がパシフィコ横浜で開催されました。今年のSiemens Healthineersは“We enable you to deliver high-value care”をテーマに、医療に携わる方々が高品質なケアを提供するために欠かせない製品やソリューションを幅広くご紹介しました。
展示ブース全体を新しいブランドイメージで統一し、ご来場いただいた多くの方々にプレミアムな世界観と高いバリューの可能性をご体感いただくことができました。今後も私たちSiemens Healthineersは、お客様の抱える様々な課題に対し、最適かつ価値の高いソリューションをご提供すべく努めてまいります。

セミナーレポート

ランチョンセミナー19

最新CTテクノロジーとAI最前線 ~Expanding Precision Medicine~
司会:尾尻 博也 先生(東京慈恵会医科大学 放射線医学講座 教授)
Siemens Healthineersが推し進めるExpanding Precision Medicineに関して、画像診断の観点から貢献するような技術革新について、お2人の先生にご講演いただきました。
Siemens Healthineersの革新的CTテクノロジー「Tin filter technology」や、近年のホットトピックとなった「AI」に関する内容に多くの先生方に興味を持っていただき、立ち見でご参加いただくような状況となりました。アンケートからも非常に関心を持ってお聞きいただけたことが伺えました。

  • 演 題 Ⅰ:最新CTテクノロジー:Tin filter technologyの真価
    岡田 宗正 先生(山口大学医学部附属病院 放射線科 准教授)
    Low doseテクニックとして既に海外のガイドラインではその有用性が認められたTin filter technologyに関して、国内で多くの経験をお持ちの岡田先生より、これまでの自施設における実際の運用や、世界に先駆けた検討内容をお話しいただきました。
    最新情報としてご紹介いただいた論文で、「スクリーニングだけでなくルーチン検査への適応の可能性が示された」ことを受け、参加者の先生方からもTin filter technologyに更なる関心が寄せられました。
  • 演 題 Ⅱ: How AI can change a radiologist's daily life
    Dr. Bastian Oliver Sabel(Department of Radiology, Ludwig-Maximilians-University of Munich)
    iemens Healthineersが開発しているAI解析ソフトウェア「AI-Rad Companion」の検証研究を先駆けて実施して頂いている現役放射線科医のDr.Sabelより、実際の症例に対する解析結果とともに、本ソフトウェアの特徴と有用性についてご講演頂きました。
    本AIソフトウェアによる「AI画像解析受託サービス」の開始がプレスリリースされたこともあり、多くのお客様にご聴講頂くとともに、多くの反響がございました。

ランチョンセミナー 26

Breast MRI - すぐに使える基礎知識と、知っておきたい一歩先 -
司会:中島 康雄 先生(画像診断クリニック)
演者:片岡 正子 先生(京都大学医学部附属病院放射線部)

乳腺MRI診断の基礎から最新のご研究内容についてご講演いただきました。
「基礎知識」として、乳腺画像診断のガイドラインBI-RADSを解説されました。BI-RADSでは病変部の形態(Morphology)と血行動態(Kinetics)に着目して診断しますが、決まったフローがあるわけではなく、両者を組み合わせて判断をしていくことを具体的な症例を提示しながら解説されました。
「一歩先」の撮像技術および診断方法においては、拡散強調画像(DWI)、造影ダイナミック(DCE)の最新の知見について、ご研究の内容を紹介されました。
DWIの一歩先では、先ずRESOLVEによる歪みのない高分解能DWIについて触れられました。また、「DWIはADCだけではない」として、一般的に診断に用いられるhigh-b value DWIとADCにとどまらず、IVIM, Kurtosis, Diffusion Timeといったパラメータを加味することによって病変部の細胞密度だけでなく微細なKineticsを評価し、病変組織の性状をより詳しく診断できる期待について示唆されました。
DCEの一歩先では、Compressed Sensingを適用したUltra-fast DCEを紹介されました。Ultra-fast DCEはダイナミック早期相を4秒程度の時間分解能で撮像が可能で、病変部につながる動脈と静脈を分離して表示したり病変部内で造影されるタイミングが異なる様子を観察することができます。また5~6分後に撮像する遅延相で評価するWash-outと同等の情報を早期相のUltra-fast DCEで得られる可能性があり、遅延相撮像を不要にする可能性について言及されました。またUltra-fast DCEは、造影による背景信号増強(BPE)の影響を受けにくいというメリットもあるようです。
参加者から高い関心が寄せられ、講演後にも活発なディスカッションが行われました。

展示ハイライト

* 半導体検出器搭載PET装置取り扱い企業の公式ホームページで公開されている数値について自社調査


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