MAGNETOM Skyra fit バージョンアップでは、ご使用いただいているMAGNETOM VerioにTim 4GコイルおよびDotGoワークフローテクノロジーを搭載します。さらに新しいsyngo MR E11ソフトウェアプラットフォームを搭載することで、多様化するMRI検査のニーズに応えられる環境を提供します。
MAGNETOM Skyra fit バージョンアップで、Tim 4Gコイル、DotGoワークフローテクノロジー、syngo MR E11ソフトウェアのプラットフォームやアプリケーションの利点を実感していただけます。
"MAGNETOM Verio をMAGNETOM Skyra fit にバージョンアップを経験したので、次はMAGNETOM Avanto をバージョンアップすることを楽しみにしています "
Prof. Dr. med. Christian Pfirrmann
Chief Radiologist and Deputy Medical Director
Balgrist University Hospital, Zurich, Switzerland
すでに全世界で10000台以上の搭載実績をもつコイルテクノロジーであるTim (Total imaging matrix) が、第4世代Tim (Tim4G) としてさらなる進化を遂げました。
最大204個のコイルチャンネルがシームレスに統合し、全身広範囲をカバーする超高密度コイルとして全身あらゆる部位の検査に対応します。Tim4GコイルとDirectRFテクノロジーにより、最大40%のSNR改善、高速化*を可能にしました。
*初期TimコイルシステムとSNR平均値を比較したものです。
RF 信号の送受信制御コンポーネント(DirectRF キャビネット)がマグネット側面に統合され、マグネット側システムとコントロールキャビネットとの通信に光ケーブルが採用。信号ロスの少ないSNR の高い画像を取得することができます。
Tim 4G DirectConnectとSlideConnect
新しいデザインパネル
カラーパネル、もしくはさまざまなカラーに変化するイルミネーションMoodLightデザインパネルの選択が可能です。
*標準色はホワイトです。
小児や高齢者など、MRI撮像音が苦手な患者への対応が拡がります。
*自社比
新装置への入れ替えに比べ大幅な導入期間の短縮により、経営的損失を抑制します。使い慣れたインターフェースは、オペレータのトレーニング期間を短縮し検査の再開へスムーズに移行します。
MAGNETOM Skyra fitは、優れた画質を得るためのさまざまな技術的機能を提供します。
装置名 | MAGNETOM Verio | MAGNETOM Skyra fit |
マグネット | Verio マグネット | Verio マグネットを継続使用 |
傾斜磁場システム | VQ グラジェント45mT/m・200T/m/s | VQ グラジェント45mT/m・200T/m/s |
フルデジタルRF システム | ー | DirectRF 対応 |
同時装置素子x受信チャンネル | Tim [102x8], [102x18], [102x32] | Tim4G [204x48], [204x64] |
Dot エンジン | ― | 搭載可能 |
患者の状態に合わせた複雑なプロトコル調整や複数のオペレータによるプロセスの違い、ここから生じる画質や検査のばらつきを防止するのが「DotGo」です。各撮像部位に応じた自動化ワークフローが、スループットの改善と安定した高画質の画像を提供します。
対象装置