MAGNETOM AeraMaximize 1.5T.

被検者に無理な姿勢を強いる位置決めや、個人の技量にゆだねられるオペレーション業務などの数々の制約から解放し、MRI検査を次のステップへと導きます。
70cmオープンボアデザインと145cmのショートガントリによる開放的な検査環境を実現しました。最も進化したシームレスコイルシステム、第4世代TimとMRIの操作環境を一変する新操作系エンジン、Dot(Day optimizing throughput)エンジンとの融合がMRI検査にこれまでにない快適さと、容易さと、そして大きな可能性をもたらします。

特長

Tim4Gの信号送受信コンポーネントはガントリ側に統合されていますので、広いコンピューター室も不要。小型マグネットや様々な磁場対策によって、必要設置面積はクラス最小レベルを実現しました。

最新のMRIの能力を最大限に引き出すために、オープンボアデザインは欠かせません。被検者に与える安心感や快適性がもたらす体動の減少や、重傷や肥満、脊柱後弯など特殊ニーズを抱える被検者への対応、アクセス性の確保などMRI 検査の可能性を大きく拡げます。

オープンボアデザインは、大きな撮像ボリュームの磁場を均一に保たなければなりません。TrueFormは、複数に分割した超電導コイルの配置を工夫することで球の1.5倍の体積を持つ円筒形の最適化された磁場均一性を確保しました。

145cmショートデザインガントリ

奥行きは、1.5T MRIで最短の145cmショートデザイン*。圧迫感を減少させて被検者の不安を和らげます。

* 2017年11月自社調べ

軽量で、しかもテーブルにセットするだけのTimコイルです。コイルからケーブルを廃し、ケーブルの取り回しの煩わしさから解放します。さらに、信号を減衰させることがありませんのでSNR向上のメリットもあります(一部ケーブルを有するコイルもあります)。

ケーブルタイプのTimコイルはすべて、SlideConnect方式を採用。
無駄な力を使わずガイドに沿ってスライドするだけで、しっかりとジョイントできます。

カラーパネル、ウッドパネル、あるいはパネルがさまざまなカラーに変化するイルミネーションMoodLightデザインパネルの選択ができます。被検者の気持ちを和らげるカラーシステムです。